FXでレバレッジが高いと危険はウソ!レバレッジは高い方が安全?

FXのレバレッジ




一般的にはレバレッジは高い方が危険と言われています。

レバレッジに関する考え方は人それぞれ違いますが、私としてはレバレッジが高くても低くてもトレードには無関係だと考えています。

なぜなら、レバレッジが高くても低くても同じロット数でトレードしているのであれば、当たり前ですが損益は一緒だからです。

レバレッジが高い方が危険と言われているのは、ハイレバレッジを使うとFX資金に対して大きなロットでトレードが可能になるために、無謀な資金管理でトレードしてしまう方が多いからだと思われます。

FXのレバレッジとは?

FXのレバレッジとは

レバレッジとは「テコの作用」とも言われるように、FXで言えば、自分の資金の何倍もの取引ができる仕組みのことです。

2021年7月現在、日本のFX会社の場合、個人のFX口座のレバレッジは最大25倍までと決まっています。法人口座の場合は上限は決まっていませんが、ほとんどのFX会社の場合は50倍程度になっているようです。

25倍のレバレッジを単純に考えれば、100万円の資金を持っていれば2500万円までの取引ができることになります。要は資金の25倍までの取引ということになります。

私がFXを始めた2009年当時は国内のFX会社でもレバレッジ300~400倍が普通でした。今の国内証券会社は最大25倍までと決まっていますが、海外のFX会社では2021年7月現在でも400倍~1000倍なんて会社も存在します。

レバレッジの計算方法

レバレッジの計算方法

レバレッジの計算方法は簡単です。

取引する通貨数(円換算)÷投資資金(証拠金)=レバレッジ

簡単な例で考えてみましょう。

ドル円が100円と仮定します。

あなたのFX口座に入れてある資金は100万円と仮定します。

1万通貨の取引をする場合

1万通貨=10,000ドルですから

1ドルが100円なら10,000ドルは100万円

計算式に当てはめれば

100万円÷100万円=1

レバレッジは1倍になります。

10万通貨の取引をする場合

10万通貨=100,000ドルですから

1ドルが100円なら100,000ドルは1000万円

計算式に当てはめれば

1000万円÷100万円=10

レバレッジは10倍になります。

簡単ですね!

現在の個人口座のレバレッジは25倍固定のFX会社が多くなっていますから、1ドル100円の場合、4万円の資金があれば1万通貨の取引ができることになります。

この場合は25倍のレバレッジを使っていますが、口座に100万円の証拠金が入っていれば、実効レバレッジは1倍ということになります。

実効レバレッジ=ポジション評価額(取引数量×現在レート)÷有効証拠金

実効レバレッジとは有効証拠金に対する取引数量の割合のこと。要は今現在何倍のレバレッジで取引しているかということです。

レバレッジが高いとリスクが高くなる?

レバレッジが高い

「レバレッジが高いとリスクが高い」

「レバレッジが高いと危険だから初心者は低レバレッジがお勧め」

巷ではよく言われていることですが、これはウソです!ウソと言えば語弊があるかもしれませんので、「勘違い」している方が多いと訂正しておきます。

そもそも同じ取引量ならレバレッジの倍率と損益の大きさは関係ありません。

普通の個人口座でレバレッジが25倍の場合と、私の法人口座でレバレッジが50倍の場合を考えてみましょう。レバレッジが高い方が危険ということであれば、私が使っている50倍のレバレッジの方が危険ということになり、私はリスクが高い取引をしていることになってしまいます。

個人口座でレバレッジ25倍、100万円の資金でドル円を10万通貨買います。

ドル円が100円と仮定すれば必要証拠金は40万円です。

100円で買ったドル円が99円まで下がりました。

有効証拠金(口座資金)100万円のうち、40万円の必要証拠金で10万通貨のドル円を買って、1円値下がりしたのですから損失は10万円になります。口座資金は90万円に減っています。

それでは、私の法人口座でレバレッジ50倍の場合はどうでしょうか?

同じ100万円の資金でレバレッジ50倍、ドル円を10万通貨買うと必要証拠金は20万円です。

100万円の資金のうち、20万円の必要証拠金を使いドル円を10万通貨買って、1円値下がりしたのですから損失は10万円になります。口座資金は90万円に減っています。

レバレッジ25倍でもレバレッジ50倍でも、損失は同じ10万円です。

同じ通貨数で売買しているのであれば、損益にレバレッジは無関係で、価格の変動幅だけが損益に影響しているということがわかっていただけたでしょうか?

なぜ、レバレッジが高いと危険だと勘違いされるのか?

上記でレバレッジと損益は無関係だとわかったと思います。

では、なぜレバレッジが高いと危険だと勘違いされるのでしょうか?

資金が100万円の場合で100円のドル円を買う場合、

個人口座でレバレッジ25倍の場合は最大で25万通貨まで買うことができます。

法人口座でレバレッジ50倍の場合は最大で50万通貨まで買うことができます。

そう、レバレッジが高い方が同じ資金量でも多くの通貨数の売買ができるんですね。これがレバレッジが高い方が危険だと勘違いされている原因です。

FXに参加される多くの方々は、少ない資金で効率よく儲けたいと考えています。そのため、証拠金維持率の限界までポジションを持つ方が多いのです。

そして、証拠金維持率が100%を下回ると強制ロスカットされるFX会社が多いために、総資金に対して大きな通貨数で売買することは、強制ロスカットが近いということになり危険だと思われているのです。

また、同じ資金だったとしても、取引する通貨数が大きくなれば、それだけ損益も大きくなってくるために危険だと思われる場合もあります。

実は、証拠金維持率が低いと危険という考え方も間違いなのですが、長くなるので別の機会に書きたいと思います。

証拠金維持率(%)=(口座にある資金÷証拠金)×100

レバレッジは高い方が安全??

レバレッジが高い方が安全

レバレッジが高くても危険はないとはわかりましたが、レバレッジは高い方が安全という方もいます。

レバレッジが高い方が安全という方々の考え方は、同じ資金で同じ数量のトレードをした場合、強制ロスカットまで遠くなるためという場合が多いようです。

これも例で考えてみましょう。

ドル円を100円と仮定して100万円の資金で5万通貨買います。

レバレッジが10倍の場合は5万通貨を買うのに必要な証拠金は50万円です。

100万円の総資金に対して50万円の証拠金ですから、強制ロスカットを証拠金維持率100%とした場合、50万円の余力があることになります。

レバレッジが25倍の場合は5万通貨を買うのに必要な証拠金は20万円です。

100万円の総資金に対して20万円の証拠金ですから、強制ロスカットを証拠金維持率100%とした場合、80万円の余力があることになります。

これを単純に比べて、余力の多いレバレッジ25倍の方が強制ロスカットまでの距離が遠いために安全と考えているようです。

しかし、これは危険な考え方でもあります。

上記で相場が急変して一気に10円暴落した場合を考えてみましょう。

レバレッジ10倍の場合は、余力50万円のところで強制ロスカットになり、口座資金は50万円残ります。

レバレッジ25倍の場合は、余力20万円のところで強制ロスカットになり、口座資金は20万円残ります。

これがレバレッジ100倍だった場合、余力5万円のところで強制ロスカットになり、口座資金は5万円しか残らないことになります。

過去には2015年のスイスフランや2016年の英国民投票などで、想像を超えるような相場の急変がありましたが、そんな時でも強制ロスカット発動によって、証拠金だけは残ることになります。

相場急変で口座資金以上の大きな値動きがあった場合は、レバレッジが高い方が残る証拠金が少なくなるために危険と言えるかもしれません。

相場が急変した場合、強制ロスカットで止まらずに口座資金をすべて失ったり、口座資金以上に損失が大きくなる場合もあります。

FXでレバレッジが高いと危険はウソ!レバレッジは高い方が安全? まとめ

レナレッジが高いと危険のまとめ

同じロット(通貨数)で売買する場合、レバレッジが高くても低くても、損益に影響はないことがわかりました。だから、レバレッジが高いと危険というのはウソで、レバレッジが高いと安全ということもありません。

ただし、レバレッジを目いっぱい使って、FX口座にある資金のギリギリまでの数量でトレードすることは危険と言えるかもしれません。

自分のトレードルールでの損切り幅を考慮して、総資金に対して余裕を持った通貨数、レバレッジでトレードしていくことが大切です。

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