FXのリスク管理ってなに?15の重要ポイントをチェック!

FXのリスク管理ってなに?15の重要ポイントをチェック!

FXのリスク管理は資金管理と同じに扱われることも多いのですが、資金管理以外のリスク管理も多数存在し、リスクマネジメントとも言われていて重要なポイントが多数あります。

万が一の時に後悔しないリスク管理ができていれば、突発的に大きな変動があっても怖くありませんし、再出発もできることになります。そのためには余裕資金でトレードするということも大切です。

FXにおけるリスク管理の重要性について考えていきます。

FXのリスク管理とは損失を限定させること!

FXのリスク管理とは損失を限定させること!

FXは資産のすべてを失って破産するから怖いというイメージを持っている方も多いのですが、今は保証金というシステムがあることで、資金のすべてを一度に失う危険性は低くなっています。

個人口座の最大レバレッジ25倍でトレードしていたとしても最悪保証金は残るためです。

ただし、損失を限定させないと保証金しか残らなかったなんて悲惨な損失になってしまうことが出てきますから、いかに損失を限定させるかということがリスク管理ということになります。

  • ポジションを作ったらすぐに逆指値を入れて損失を限定する。
  • IFD、OCO、IFO注文などを使い損失を限定する。

ポジションを作るのと同時に損失を限定させる損切り注文を入れておくことで、想定以上の損失を防ぐことが可能です。

例えば資金が100万円でドル円が100円の時に10万通貨分の買いポジションを持った場合、99円に逆指値を入れておけば、1円の損失=10万円の損失が最大損失として限定されるわけです。

しかし、逆指値を入れずに相場がポジションから見てどんどん逆行していってしまった場合、94円まで値が下がった時に強制ロスカットとなり証拠金の40万円だけを残して60万円もの大きな損失になってしまいます。

損失を限定させることがいかに大事かわかっていただけると思います。

※わかりやすい例で書いていますので端数やスプレッドは無視しています。

損失をどこまで許容するのか?

それでは、損失をどこまで許容するのが一番良いリスク管理なのかですが、これは使っている手法でも違うし、スイングトレードだったりデイトレードだったりスキャルピングだったりでも変わってきます。

巷でお勧めとされているのはトレードに対して総資金の1%ルール、2%ルールと言われるものです。

1%ルールで簡単に説明すると、総資金に対する1%を1トレードの最大損切りにしましょうというものです。

例えば総資金が100万円の場合の1%は1万円。1回のトレードでの最大損失を1万円以内に抑えるということになりますから、1万通貨でトレードしていれば100pips、10万通貨でトレードしていれば10pipsの損切り設定がリスク管理的に見て最適なロット数ということになります。

逆に自分の手法での最大損切りpips数から逆算してトレードするロット数を割り出すこともできることになります。

他にも1日の損失を最大で総資金の5%までと決めたり、1ヶ月間での最大損失を数値で限定させるというリスク管理法もあります。

そんな中でも一番いいリスク限定方法は、自分の手法での損切り幅に合わせて適正なロット数でトレードすることです。適正なロット数でトレードできていればメンタル負荷も減り、いつでも冷静にトレードできますから最強のリスク管理になります。

逆指値をずらしてはいけない!

逆指値をずらしてはいけない!

ポジションを作ったら逆指値を入れてしまう人も多いと思います。これは大切なリスク管理の一つです。

でも、逆指値が迫ってくると、その設定してあった逆指値をずらしてしまう人がいます。

負けている時代の私もそうでした。

トレードしている時は冷静なつもりになっていて、逆指値をずらしたとしても、次のポイントで損切りすれば問題ないと考えているのですが、逆行が進んで逆指値が近づいてくれば再度ずらしてしまいます。

逆指値をずらすと結構な確率で建値に戻り助かることが多いので癖になってしまう傾向が強く、「もう絶対やめよう」と心に決めても、すぐに同じことをやってしまいます。

結局いつかは総資金ギリギリまで逆指値をずらして強制ロスカットになって大きな資金を失ってしまうか、途中であきらめて大きく損切りするかのどちらかでした。

逆指値を入れてしまえば損切りの回数は確実に増えますが、一度での大きな損失を免れることで次のチャンスを活かすことができることになります。

なにがあっても一度決めた逆指値はずらさない

これを徹底することが大きな意味でのリスク管理の一つになります。

リスク管理とレバレッジの関係

リスク管理の観点から考えればレバレッジを低くしてトレードする方が良いと多くの書籍やブログで言われていますが果たしてそうなのでしょうか?

レバレッジの記事でも書いたのですが、私的にはリスク管理とレバレッジは無関係とはいいませんが重きを置く必要はないと考えています。逆に、ハイレバレッジの方がリスクが低くなる場合もあります。

詳しくは関連記事をお読みください。

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FXで連敗は必ずある!

FXで連敗は必ずある!

想定外に連敗した時に、次にどういった行動をすればいいのかを事前に考えておくこともリスク管理の一つと言えます。

私の勝率は平均60%前後で推移していますが、3連敗はざらにありますし稀に4連敗もあります。どんなに勝率の高い手法だったとしても値動き次第で連敗はあり得るのです。

それでも同じようにトレードしていくとトータルでは勝てることを自分でわかっていれば、連敗後でも普通にトレードしていけるのですが、自分では気づかないうちにいつの間にか熱くなって冷静さを欠いていることも多いものです。

私の場合でも、いつの間にか冷静さを失って、何とか取り戻そうとか、無理にエントリーポイントを探してしまっていた時期がありました。

そんな時は、一呼吸置くとか、一旦チャートから離れるとか、お茶やコーヒーを飲んでリラックスするとか、自分なりのルーティンを決めて冷静さを取り戻すのもリスク管理になります。

リスクを小さくすれば冷静になれる!

「リスクを小さくする=ロットを小さくする」ことだとすれば、トレードするロット数を下げれば冷静にトレードできるのは確かです。

FXで冷静さを失ってしまう理由の一つがロット数によるメンタル負荷が大きいためです。

例えば今は1000通貨とかでもトレードできる環境があります。しかし、1000通貨では、10pips取って100円、30pips取っても300円です(クロス円の場合)。

自分の大切なお金を失うリスクが下がれば人は冷静な行動ができるようになります。

しかし、言葉は悪いですが、100円200円の利益では本気になれないというか、遊び感覚になってしまう可能性もあります。今日は朝から15時間トレードして200円勝ったから大満足という人は少ないでしょう。

でも、1000通貨で勝てない人は10万通貨や100万通貨では勝てないと思います。通貨数が上がれば上がるほどメンタル負荷が大きくなってくるためです。

そのため、最初はデモトレードや1000通貨などで勝てるようになるまで練習し、自信をつけたらロット数を大きくしていくことが大事になります。

リスク管理という観点で考えれば自分のメンタルに合ったロット数でトレードするということは大切なリスク管理の一つになります。

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トレード環境でのリスク管理

トレード環境でのリスク管理

自分がトレードしている環境を整えることもリスク管理の一つです。

私はリアルトレードを始めて9年目になりますが、過去様々な環境トラブルを経験してきています。一番多いのはパソコンのフリーズです。ポジションを持っている時にパソコンがフリーズしてしまって焦ったことが何度もあります。

他にはチャートを表示させているモニターが真っ白になってしまったこともありますし、無線マウスが電池切れで動かせなくなったこともあります。

こういったトレード環境でのリスク管理も大切な要素の一つです。

●パソコントラブル
万が一のためにノートパソコンを準備しておく、スマホにFX会社のアプリを入れておくなどが有効です。

●モニターやマウスのトラブル
予備のモニターやマウスを準備しておくことが有効です。

●停電やルーター故障
万が一のためにモバイルWi-Fiを持っておくことやスマホアプリが有効です。

●FX会社のサーバートラブル
FX会社の口座を複数準備しておき、いつでも数ヵ所のFX口座でトレードできる環境を作っておくことが有効です。

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FX口座へ入金するFX資金は最低限に!

FX口座へ入金するFX資金は最低限に!

こんなことを書くとFX会社から怒られそうですが・・・

私はFX口座に入れておくトレード資金はギリギリにしておくこともリスク管理の一つだと考えています。

もし、買いポジションを持っていた時に地政学的リスクで大暴落が起こったとしたら・・・

逆指値が設定してあれば逆指値で止まる可能性もありますが、更に大きな変動になってしまえば逆指値を飛び越えて強制ロスカットポイントまでいってしまう場合もあります。

更に大きな変動となれば強制ロスカットも効かずに口座残高がマイナスになってしまう事態もあり得るのがFXの怖いところでもあります。

過去にもリーマンショックだったりチャイナショック、スイスフランの大暴落にEU離脱でのポンドの大暴落だったり、様々なリスクが付きまとっています。

もし、口座残高がマイナスになってしまうほどの大暴落に巻き込まれたら・・・これは借金と同じですから支払うしかありません。

法人口座であれば、金額によっては資本金の分だけ支払って倒産するという裏技で逃げることも可能なようですが個人口座の場合は全額支払い義務が生じてしまいます。

口座資金を<保証金+損切り資金+若干の余裕資金>レベルに抑えておくことで、強制ロスカットまでの金額は小さくなりますから、万が一の事態に巻き込まれても若干のリスク軽減につながることになります。

また、ゼロカットが発動する証券会社もありますから、そういった証券会社を選択するというリスク管理もあります。

ゼロカットシステムとは追証を証券会社が支払うという仕組みです。簡単に書くと業者の規定で最大損失が口座残高に限定される仕組のことになります

また、大暴落が起こった場合などはFX会社によって下落幅が数百pipsも変わってしまう場合もあります。2016年10月7日朝に大暴落したポンド円は117円まで下がったチャートもあれば、安値が122円のところも128円のところもありました。

大きな変動があった場合には各FX会社で提供しているレートが違うために安値も変わるし、チャート形も変わることがあるのです。これを考えれば、安定したレートを提供してくれるFX会社選びもリスク管理の一つと言えます。

口座資金が多いと心に余裕が生まれるが?

以前、某ブログで3000万の資金をFX口座に入れておいて100万通貨レベルのスキャルピングをしている方を見かけたことがあるのですが、私的には「なぜ?無駄な資金を?」という感じでした。

スキャルピングで数pips、数万での損切りを徹底しているのであれば個人口座での保証金と合わせても1000万あれば超余裕でトレードできることになります。残りの2000万は無駄な資金ということになります。

確かに、口座資金が多いと心に余裕ができますから、冷静にトレードできる可能性も高くなりますが、上記したような万が一の事態を考えれば口座資金は自分でコントロールしていくことをお勧めします。

万が一、FX会社が倒産になったら?

もし、使っているFX会社が倒産したとしても、今は信託保全をしっかりしているFX会社がほとんどなので昔ほど心配は必要ありません。

返還まで時間はかかるかもしれませんが、口座残高は全額返金になるはずです。

しかし、有名でない海外口座や入金ボーナスが大きい無名の会社などを使う際には注意が必要かもしれません。中には信託保全が完ぺきではないFX会社もあるためです。

海外口座を取引に選択する場合には、信託保全や保有資産のこともしっかりチェックすることがリスク管理になります。

マイナー通貨ペアは危険?

マイナー通貨ペアは危険?

FXではトレードする通貨ペアを自分で自由に決めることができます。メジャーな通貨ペアの場合は取引量が増えることでスプレッドも狭くなる傾向があり値動きも安定する傾向があります。

2016年4月1日現在の流動性ランキング(世界 BSI調べ)

1位 ユーロドル
2位 ドル円
3位 ポンドドル
4位 豪ドルドル
5位 ドル加ドル
6位 ドル元
7位 ドルスイスフラン
8位 ユーロポンド
9位 ユーロ円
10位 豪ドル円

2016年4月1日現在の流動性ランキング(日本 BSI調べ)

1位 ドル円
2位 豪ドル円
3位 ポンド円
4位 ユーロドル
5位 ユーロ円
6位 ニュージー円
7位 ポンドドル
8位 豪ドルドル
9位 ユーロ豪ドル
10位 カナダ円

世界的に見ればユーロドルが圧倒的な取引量になりますが、日本だけを見ればドル円が圧倒的な取引量で1位になっています。私のメイン通貨のポンド円は世界的に見るとベスト10にも入っていませんが、日本単体で見ると月間取引量第3位になっています。

取引量が増えれば増えるほど突発的な値動きは少なくなり安定すると言われています。要は大きな売り買いが持ち込まれれば、取引量の少ない通貨ペアだと大きく変動しますが、取引量の多い通貨ペアだと変動幅は少ないことになります。

こういったことを考えれば、取引量の少ないマイナーな通貨ペアをトレードするということは、突発的な値動きが増えることになりリスクは増大することになります。

2015年のスイスフランの暴騰があったように、マイナー通貨ペアのトレードには常に危険が伴いますから注意が必要です。

トレードしないリスク管理とは?

トレードしないリスク管理とは?

常にトレードをすることを前提にリスク管理を考えるのではなく、トレードをしないというリスク管理も存在します。

例えば流動性が低下して閑散相場になったり、突発的な値動きが増えたりする時期、日にトレードを休んだり、早朝のオセアニア時間を避けることもリスク管理です。

特に年末年始や夏休み、クリスマスや祭日など流動性が下がって何が起こるかわからない時はトレードしないというのも重要なリスク管理の一つになります。

金融市場の休日や大きなイベントなどは事前にチェックしてからトレードを開始するようにしましょう。

リスクを最大限にして大きな利益を得る!

リスクを小さくする、減らすことだけがリスク管理ではありません。リスク管理とは、自分でリスクをコントロールするという意味もあります。

そのため、リスクを最大限にとって勝負をするということも、自分自身でリスクコントロールができているのであればOKだと思います。

リスクを大きく取るということは、失敗した時のダメージは大きいものになりますが、成功した時のリターンも大きいものになるためです。

リスクを最大限に取る場合は、失敗した時のことも十分に考えて、再チャレンジできるように計画を立てることも重要です。

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大きなリスクは下落方向?

大きなリスクは下落方向?

私は超円高時代からFXを始めたこともあり、売りが大好きで今でも買いが苦手です。普段は売りでも買いでも同じようにトレードしますが、気持ち的には売りの方が利益を伸ばすことができて、買いの場合は薄利になる傾向があります。

でも、大きなリスクが下方向である場合が多いのであれば、売りは粘ってもいいが買いは早めの利確が正解ということになります。

過去にリーマンショックから始まってチャイナショックやユーロの暴落、ポンドの暴落など、大きな出来事があって相場が急変動する場合は下方向がほとんどです。

もちろん、アベノミクス初期のように大暴騰した後に上げ続ける相場もありますし、日銀のドル買い介入などもありますが、やはり怖いのは大暴落ではないでしょうか?

そのため、長くポジションを持つトレードスタイルの場合は、売り方向のトレンドに乗った方がリスク管理の観点から考えれば若干リスクが低いと言えると思います。

常日頃からニュースには敏感になり、いつ大暴落が起こっても大丈夫なリスク管理も重要なことです。

自分に合ったリスク管理が一番重要!

FXは、すべて自己責任という厳しい投資です。そのため、リスク管理をするしないも個人の自由ですし、どこまでリスクを取ってトレードするかも自由です。

基本的に考えればリスクを低くしたり、避けたりすればローリターンになりますし、リスクを大きく取ればハイリターンが見込めます。このリスクコントロールが難しい部分でもあります。

自分がどのようなトレードをしたいのか、どれだけの資金を使って、いくらのリターンを得たいのか、しっかり計画してトレードしていくこともリスク管理です。

そのためには、毎日のトレードをエクセルやメモ帳などに記録しておけば、あとで反省し次につなげることもできるようになるのでお勧めです。

FXのリスク管理ってなに?15の重要ポイントをチェック!まとめ

FXのリスク管理ってなに?15の重要ポイントをチェック!まとめ

FXのリスク管理に関する15個の大切なポイントについて説明してきました。

FXではリスクを取らなければ大きく儲けることはできず、大きなリスクを取れば、その分危険性が高くなります。

どこまでのリスクを許容するのか、また、自分のメンタルから考えて、どこまでなら許容できるのかを見極めることが重要です。

リスク管理には、誰でも同じようにしていれば良い項目と、人それぞれに合ったリスク管理がありますから、トレードを開始する前にはリスク管理を十分に考えるようにしていくことが安定して勝ち続けていくためには重要なことです。

 

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