米雇用統計のスプレッドを比較してみた!7社同時画像あり!

米雇用統計のスプレッドを比較してみた!7社同時画像あり!

FXをしている人なら誰でも知っている米雇用統計は、数ある重要指標の中でも一番大きな値動きが出る経済指標です。各FX会社のスプレッドも一番ひらく米雇用統計時に、7社のFX業者のレートを比べてみました。

自分がいつも使っているFX業者のスプレッドがどうなるかは知っていましたが、予想外のFX会社のスプレッドが安定していることが判明。

今回の米雇用統計だけなのか、時々調べていこうと思います。

米雇用統計は一番大きく動く重要指標

米雇用統計はアメリカ(米国)の労働省が毎月発表している景気関連の経済指標です。毎月第一金曜日の21時半(冬時間は22時半)に発表になります。

非農業部門就業者数、失業率、週労働時間、平均時給、小売業就業者数、建設業就業者数、製造業就業者数、金融機関就業者数などの十数項目が一気に発表されます。

中でも非農業部門就業者数、失業率の注目度が高く、「予想値」と「発表値」の差が大きい時ほど大きな値動きにつながることが多くなります。

非農業部門就業者数とは、農業以外の職で働き給料をもらっている人の数値になります。

昔はお祭りと言われていた

以前のドル円は米雇用統計の発表と同時に1円以上も一気に大きく動いたものですが、最近はおとなしくなってきて50~70pips程度の値動きの時も多くなっています。

米指標ですからドル円だけでなく、ユーロドルやポンドドルなどのドルストレートもドル円と反対方向へ大きく動きます。

この大きな値動きを楽しみにしているFX参加者も多く、お祭りと称されていた時期もあります。

私も今は重要指標発表時にはトレードしませんが、以前、この米雇用統計だけはロット数を下げて上下に勝負したことが何回もあります。勝てば大きいし負けても大きい、ある意味お祭り気分でのギャンブルトレードでした。

スプレッドが広がる理由

スプレッドが広がる理由

最近のほとんどのFX会社はスプレッドが原則固定制になっています。ただし、スプレッドの原則固定には時間を設けているところがほとんどです。(例えば朝9時~深夜2時までなど)

原則固定ですから、通常時は安定したスプレッドで取引できるFX業者が多くなっています。

それでも朝のオセアニア時間だったり、重要指標発表時だったり、要人発言だったり、地政学的なニュースだったりでスプレッドが急に広がる場合もあります。これが原則固定以外の部分になります。

それでは、なぜスプレッドが広がるのでしょうか?

カバー先のスプレッドが広がるため

基本的にFX会社が配信しているレートは、カバー先(各金融機関)のレートを参考にして決められています。そのため、カバー先のスプレッドが広がれば必然的にFX会社のスプレッドも広がることになります。

また、カバー先が数多くあった方が、安定したレートを提示できるようになり、スプレッドも安定して提供できるようになる傾向が強いようです。

流動性の低下からスプレッドが広がる

同じような値で買う人がいて売る人がいるから取引が成り立ちます。これが買う人だけが多くいて売る人が少なかったり、売る人だけが多くいて買う人が少なければ取引が成り立たない場合が出てきます。これが流動性の低下です。

また、買う人も売る人も極端に少ない場合、相場に参加している人が少ない場合も取引量が減ったり取引が成り立たない場合が出てきて、これも流動性の低下ということになります。

参加している人が少ないということは安定したレートを提示できないことになり、必然的にスプレッドは広がることになります。

レートの急激な変化

レートの急激な変化

米雇用統計や各国の重要指標発表時には売り買いの注文が殺到します。また、要人発言だったり事件、事故、地政学リスクなどでも売り買いが殺到します。こんな時はFX会社も注文に対応できない場合がでてきてスプレッドが広がります。

お客に儲けさせたくないため??

これはちょっと違うという意見も出そうですが、私個人の考えですので読み飛ばしても結構です。

指標発表時でも要人発言時でも、これは上がるだろうと思えばスプレッドを広げて買いにくくさせたり、これは下がるだろうという時もスプレッドを広げて売りにくくしたりしているような気がします。あくまで私の感覚ですが・・・。

特に相対取引のFX会社の場合は、顧客の儲けはFX会社の損になりますから、少しでも自社のリスクを減らすために、このようなことをしている会社もあると思います。

相対取引とは、FX業者と投資家が直接取引することです。そのため、FX業者の儲け=投資家の損、FX業者の損=投資家の儲けとなります。

米雇用統計時のスプレッドを比較してみた!

2016年9月2日(金)の米雇用統計が21時半に発表になりました。この発表時間前と後のスプレッドの開きを、以下の7社のFX業者のポンド円で並べて比べてみました。

画質の関係で少し見にくいですがチェックしてみましょう。

米雇用統計少し前のスプレッド

21時15分です。各社平常時のスプレッドのままです。

米雇用統計201609022115
クリック証券 1.1
ヒロセ通商 1.3
JFX 1.3
外為オンライン 3.0
FXプライム 1.8
SBIFXトレード 1.59
DMMFX 1.1

赤字:FX会社名
緑矢印:スプレッド

 

21時28分です。

まだ各社平常時のスプレッドのままです。

米雇用統計201609022128
クリック証券 1.1
ヒロセ通商 1.3
JFX 1.3
外為オンライン 3.0
FXプライム 1.8
SBIFXトレード 1.59
DMMFX 1.1

 

米雇用統計寸前のスプレッド

21時29分1秒です。

発表1分前ですがヒロセ通商とJFXとSBIが広がってきましたが、クリック証券と外為オンライン、FXプライムとDMMは平常通りのスプレッドです。

米雇用統計201609022129-1
クリック証券 1.1
ヒロセ通商 4.6
JFX 4.6
外為オンライン 3.0
FXプライム 1.8
SBIFXトレード 2.99
DMMFX 1.1

 

21時29分51秒です。

各社大きく広がってきました。

米雇用統計201609022129-2
クリック証券 20.0
ヒロセ通商 26.8
JFX 26.8
外為オンライン 15.0
FXプライム 33.7
SBIFXトレード 8.80
DMMFX 9.0

 

米雇用統計発表後のスプレッド

発表直後、21時30分21秒です。

各社大きく広がったままですが、外為オンラインだけは正常化しています。

米雇用統計201609022130-1
クリック証券 7.5
ヒロセ通商 26.8
JFX 26.8
外為オンライン 3.0
FXプライム 8.0
SBIFXトレード 8.80
DMMFX 9.0

 

21時30分41秒です。

外為オンラインに続いて、DMMFXも正常化しました。他は大きく広がったままです。

米雇用統計201609022130-2
クリック証券 11.0
ヒロセ通商 26.8
JFX 26.8
外為オンライン 3.0
FXプライム 8.0
SBIFXトレード 5.59
DMMFX 1.1

 

21時31分1秒です。

ここでクリック証券も正常化しました。残りの4社は相変わらず広いスプレッド継続です。

米雇用統計201609022131-1
クリック証券 1.1
ヒロセ通商 18.9
JFX 18.9
外為オンライン 3.0
FXプライム 8.0
SBIFXトレード 5.59
DMMFX 1.1

 

21時31分31秒です。

スプレッドが正常化していない4社のスプレッドも徐々に狭くなってきましたが、まだ正常化までは時間がかかりそうです。

米雇用統計201609022131-2
クリック証券 1.1
ヒロセ通商 9.5
JFX 9.5
外為オンライン 3.0
FXプライム 10.0
SBIFXトレード 2.99
DMMFX 1.1

 

21時33分1秒です。

正常化していない残り4社もかなり狭くなってきましたが、まだスプレッドは正常化していません。

米雇用統計201609022133
クリック証券 1.1
ヒロセ通商 2.3
JFX 2.3
外為オンライン 3.0
FXプライム 4.8
SBIFXトレード 2.99
DMMFX 1.1

 

21時34分1秒です。

ここでSBIFXトレードが正常化しました。これで4社が正常化。残り3社がまだ若干スプレッドが広がったままです。

米雇用統計201609022134
クリック証券 1.1
ヒロセ通商 1.6
JFX 1.6
外為オンライン 3.0
FXプライム 4.0
SBIFXトレード 1.59
DMMFX 1.1

 

21時35分31秒です。

ここでヒロセ通商とJFXが正常化しました。残りはFXプライムだけになっています。と思ったら、SBIがまた少し広がっているようです。不安定ということでしょうか?

米雇用統計201609022135-2
クリック証券 1.1
ヒロセ通商 1.3
JFX 1.3
外為オンライン 3.0
FXプライム 4.0
SBIFXトレード 2.99
DMMFX 1.1

 

21時36分21秒です。

やっと7社すべてのスプレッドが正常化しました。7社すべてが正常化するまでに6分以上かかったことになります。

米雇用統計201609022136
クリック証券 1.1
ヒロセ通商 1.3
JFX 1.3
外為オンライン 3.0
FXプライム 1.8
SBIFXトレード 1.59
DMMFX 1.1

 

雇用統計時のスプレッドの最終結果は?

早く正常化した順に並べると

  1. 外為オンライン
  2. DMMFX
  3. クリック証券
  4. SBIFXトレード
  5. ヒロセ通商
  6. JFX
  7. FXプライム

こんな結果になりました。

外為オンラインは、通常時のポンド円のスプレッドが3.0と高いこともあり、正常化が早かったのかもしれません。DMMFXとクリック証券も差なく早い正常化となりました。

一番スプレッドが大きく開いたのは、発表直前のFXプライムで33.7、次が発表直後のヒロセ通商とJFXで26.8でした。

スプレッドは早く正常化した方が良いのか?

スプレッドは狭ければ狭い方が良いのは間違いありません。そして、なにかで広がった後に正常化するのも早いに越したことはありません。その方がエントリーチャンスが増えることにもつながります。

また、スプレッドが狭いFX会社の方が人気も高くなっている傾向もあります。

ただ、「スプレッドの狭い業者=約定能力が高い」とは限りません。

私の経験ですが、スプレッドが正常化してすぐにエントリーすると、大きめに滑ったり、約定拒否されたりするFX会社もありました。

口座を作るのは無料ですから、たくさんのFX口座を作ってみて試してみてもいいし、デモ口座で試してみるのもいいと思います。

私の場合は指標時やスプレッドが広がっている時はトレードしないので約定能力を重要視しています。

米雇用統計のスプレッドを比較してみた!7社同時画像あり! まとめ

米雇用統計のスプレッドを比較してみた!7社同時画像あり! まとめ

9月2日の米雇用統計時のスプレッドを7社比較してみましたが、スプレッドの正常化までにかかる時間には結構大きな差が出ました。ただし、この時だけの結果ということもあり得るので参考程度にしてください。

機会を見て、もっと多くのFX会社、様々な重要指標や要人発言などでも比べてみたいと思います。

画面をキャプチャーしている関係で、スプレッドが正常化した時間とキャプチャーしている時間には若干の誤差があることはご了承ください。また、今回の米雇用統計だけでの比較ですので毎回同じ結果が出るとは限りません。あくまでも参考程度にするようにお願いします

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