FX専業トレーダーになりたい、あこがれている方は多いようです。実際にFX専業トレーダーとして生活している私が感じているメリットとデメリットについて書いてみようと思います。
目次
FX専業トレーダーとは?
FX専業トレーダーになって自由気ままに生きていきたい、お金に不自由のない生活をしたい、家族を幸せにしたい、親孝行がしたい・・・という方は多いようです。
「FX専業トレーダー」とをウィキペディアで検索してみると
「検索結果なし」
まだ世間的に認知されていないということでしょうか?
普通に考えれば、FXだけで収入を得て生活している人のことを指すと思います。
中には
「FX専業トレーダーですが毎月大赤字です!」
なんて人がいることもあります。
FX専業トレーダーと言ってもいろいろなタイプがいる!
FX専業トレーダーには億トレーダーもいれば毎月の生活がギリギリの人もいます。また、自由気ままな生活をしている人もいれば精神的に厳しい人もいます。簡単に分類してみましょう。
FX手法で分類すれば
- スイングトレード
- デイトレード
- スキャルピング
- その時々で変える人
収入面で言えば
- 毎月億単位を稼ぐ人
- 毎月数百万単位を稼ぐ人
- 毎月数十万の人
- 毎月生活がギリギリの人
トレード時間帯で言えば
- 東京時間メインの人
- 欧州時間メインの人
- NY時間メインの人
- 1日中トレードしている人
- 早起きの人
- 午後から起きる人
生活面で言えば
- タワーマンションの最上階がトレードルーム
- 自分の会社でトレード
- 自宅の一室でトレード
- 高級外車を所有
- 国産車に乗っている
- モニター10枚を並べて監視
- ノートパソコンだけでトレード
- 毎日グルメ三昧
- 普通の食生活
私MAXの場合、2010年1月に、それまで経営していた会社関係をすべて他人に任せてFX専業トレーダーになりました。
それから2014年までは完全なFX専業トレーダーでしたが、今はMAXの手法公開、不動産も始めているので完全なFX専業トレーダーとは言えなくなっているかもしれません。
それでも、FXでの収入がメインになっているので専業トレーダーと名乗っています。その点はご了承ください。
FX専業トレーダーのメリット!
FX専業トレーダーには様々なメリットがあります。私が考えるFX専業トレーダーのメリットをざっと挙げてみます。
収入の上限がないというメリット
これは一番大事かもしれません。安定して勝てるようになってさえいれば、ロット数を大きくしていくだけで収入に上限はありません。トレード時間増やす、ロット数を上げる、複数通貨ペアでトレードするなど、収入を上げる方法はたくさんあります。
サラリーマンとはケタ違いに稼げるのもFX専業トレーダーの大きなメリットです。
時間が自由というメリット
FX専業トレーダーは自分自身が経営者みたいなものです。誰にも指図されずに自分で好きなようにトレードの予定も立てられますし、休憩時間も自由。まる1日休んでも平気です。
また、しっかり稼げていれば、数日休んで旅行も行けますし、1ヶ月休んで世界旅行でも行こうと思えば可能になりますね。
仕事場も服装も自由というメリット
トレードをするのに場所は関係ありません。スマホだけでは無理がある場合も多いですが、パソコンさえ置ければ、タワーマンションの一室でも自宅の一室でもトレードはできます。ノートパソコンで旅行先でも可能ですね。
サラリーマンのような服装の規制もありませんから、スーツを着て格好良くトレードしてもいいし、自宅でジャージでもトレードはできます。
ちなみに私はデニムにポロシャツが多いです。
元手が少なくてもなれるというメリット
例えば店舗を開業しようと思えば数百万、数千万という大きな資金が必要です。その点、FX専業トレーダーに最低資金という概念はありません。安定して勝てるという自信があるなら100万円の資金でもFX専業トレーダーになることが可能です。
ただ、メンタル的な余裕を考えれば、FX資金とは別に半年や1年は生活できる資金的余裕はほしいところですね。資金と心に余裕がある人の方が安定して勝てる傾向にあるためです。
人間関係で嫌なことがないというメリット
実は人間関係が嫌で専業トレーダーになる方も多いんです。FXは基本として自分一人でトレードしますから、嫌な上司もいないし、ネガティブな同僚もいません。嫌な人とは付き合わなくてもいいし、一人でコツコツできるのもFXのメリットです。
学歴や職歴は関係ないというメリット
FXで勝つのに頭の良い悪いは関係ありません。もちろん学歴も関係ありませんし、今までの職歴も無関係です。勝つことができるなら誰でもFX専業トレーダーになることが可能です。
年齢制限がないというメリット
FXの口座を作れる年齢なら、20代でも70代でもFX専業トレーダーになることができます。勝てるようになるまでは兼業トレーダーで頑張って、何歳になってもFX専業トレーダーデビューできるのもメリットですね。
定年退職がないというメリット
年齢制限がないように、定年退職もありません。逆にサラリーマンを定年退職してからFX専業トレーダーになる方もいます。頭がしっかりしていてマウスをクリックできればトレードはできますから高齢になってもずっと専業トレーダーでいることが可能です。
FX専業トレーダーのデメリット
FX専業トレーダーは良いことだけではありません。もちろんデメリットもありますから、ざっと挙げてみます。
収入が安定しないというデメリット
FXは安定して勝てるようになっていたとしても、必ず勝てるという保証はどこにもありません。また、金融不安などがあればスプレッドが開いてトレードできない日もあるかもしれません。もしかしたら病気で入院になりトレードを休む日もあるかもしれません。
そのため、毎月いくらもらえるという給料のようなものがないため、収入は不安定になってしまいます。
先月は300万勝てたけど、今月はマイナスだ・・・なんてこともあるかもしれません。
社会的信用がないというデメリット
自分の法人でFX専業トレーダーになった場合は問題ありませんが、個人でFX専業トレーダーになった場合には社会的信用がありません。そのため、いくら確定申告で大きな税金を払っていたとしてもクレジットカードが作れなかったり、住宅ローンの審査に落ちる場合もあります。
仕事を聞かれる場面で困ることも・・・
「お父さんの仕事は何?」と聞かれて「FX専業トレーダー」と答えれば、怪しい人と思われてしまう場合もあります。
それには、法人化して専業トレーダーになり、仕事を聞かれたら「会社経営」と言えるくらいにはなっておきたいものです。
友達が減るというデメリット
FXはトレードルームにこもっての作業になるので人付き合いは確実に減ります。なかなか人との出会いもないので新しい友達もできにくいと思います。
私の場合は、金銭感覚の違いもありましたが、昔からの友人とお酒を飲んでいても会社の愚痴や仕事の愚痴を聞かされるのが嫌でネガティブ思考の友人との交流はどんどん減っていきました。
その分、ポジティブな少ない友人たちと濃いお付き合いができています。
精神的にきついというデメリット
たった一人で、FXの話ができる友人も少なく、日々利益を出していかなければならない・・・結構なストレスが溜まってきます。確かにお金に余裕はできるかもしれませんが、毎月安定した収入が決まっていないというのは精神的にきついものです。
健康管理が難しいというデメリット
運動、食事、睡眠、毎日規則正しい生活ができていれば問題ありませんが、FX専業トレーダーの健康管理は意外に難しいものです。
私自身、専業になって健康診断を何年もしなかった時期には、大腸ポリープができたり胃潰瘍になったり、体重が徐々に増えてメタボ体系になったりしてしまいました。
FX専業トレーダーに限りませんが、一人でトレードする職業だからこそ、1年に1回の人間ドックくらいは行った方が良いです。
そして、運動と食生活にも気をつけることで健全な生活ができてくると思います。
生活が不規則になるというデメリット
大きく勝てるFX専業トレーダーは、生活も不規則になりがちです。迂闊にお金だけはあるので毎日のように飲みに出たり外食したり・・・
トレードする時間も自由で管理してくれる人もいないために自己管理は特に重要になります。自己管理できない人は最初から専業トレーダーになれない可能性の方が大きいですが、生活が乱れてきたら要注意でFXも勝てなくなってしまうかもしれません。
FX専業トレーダーの生活はどんな感じ?
上記したようにFX専業トレーダーと言っても様々なタイプの人がいますし、生活も人それぞれでしょう。
私の場合、収入はご想像にお任せしますが、トレードルームは自宅から近いワンルームを借りています。車は国産。食事や飲みにいけば値段は気にしませんが、毎回高級な店ということはありません。庶民的な馴染みの店も多いです。
買い物するときもあまり値段は気にしない方なので、家内と一緒に買い物に行くといつも怒られています。
私MAXの平均的な1日を紹介!
06:00 起床
顔を洗ってすぐに会社に向かう
06:00 会社に到着
コーヒーを飲みながら新聞チェック、ブログの更新、ツイッターチェック。チャートを見ながら昨晩から朝までの流れをチェック。FXニュースやブログチェック。1日の指標発表などをチェック。
08:00
スプレッドが正常化したらトレード開始。
12:00
昼食(最近は毎日外食が多い)
13:00
トレード再開
18:00
夕食
18:30
トレード再開
20:00
1日の最低目標を達成していたらトレード終了。目標未達成の場合はトレード継続。
21:00
帰宅
平日はこのパターンが多くなっていて、サラリーマンと変わらない生活をしています。
トレード時間中でもエントリーチャンス待ちで暇な時は、会員サポートやPDF作成、ブログ記事作成をしています。
自宅に帰れば家内と一緒に毎日軽く晩酌していますが、リビングでくつろいでいてもノートパソコンでチャートを開いています。お酒を飲んでのトレードはしませんが、寝る寸前までチャートを開いているのは日課みたいになっています。
FX専業トレーダーは運動不足になりがち
ある意味、私の生活は規則正しく見えますが、昼の外食に1日中パソコンに向かっていることでの運動不足からメタボ気味・・・
毎日8000歩が健康に一番いいというテレビの健康番組を見て、ある日、万歩計をつけて1日を過ごしてみたら
なんと! たったの700歩!
万歩計が壊れているのかと思い、次の日もつけてみたら
800歩!
これはヤバいということで、最近はトレードルームに運動器具をたくさん置いておいて、時間があれば軽い筋トレをしています。あとは毎朝、ラジオ体操も始めました。
朝のラジオ体操は、気分もスッキリするし、結構な運動量になるのでお勧めです。
専業トレーダーと兼業トレーダー、結局はどっちがいいのか?
見てきたように専業トレーダーにはメリットも多いですがデメリットもあります。
デメリットがあったとしても、私なら自由に生活できる専業トレーダーをお勧めします。
例えば、サラリーマンをしながらの兼業トレーダー
先月は50万勝った!
今月は100万円を超えそう!
こうなった場合、いくらサラリーマンが安定しているとは言っても、朝の定時に会社に行って忙しい時には残業、一生懸命働いても30万とか、収入の上限は決まっています。
それが専業トレーダーになれば収入の上限もなくなり、時間も自由に使えます。大切な子供と遊んだり、いつも頑張ってくれる奥さんにプレゼントしたり、迷惑をいっぱいかけた両親に親孝行したり・・・
専業トレーダーにはデメリットを上回るメリットがあります。
あなたもFX専業トレーダーになれる!
私がオリジナル手法を公開して、会員の中から20名以上のFX専業トレーダーが誕生しています。その方たちは専業スタート時の資金もまちまちで、少ない人は200万円未満、多い人は2000万円でした。
月に数十万程度の収入でいいなら2~300万の資金からでもFX専業トレーダーになることができます。
専業トレーダーで生活しながら徐々に資金を増やしていくということも可能です。
ただ、やはり専業になるには余裕資金が多い方が精神的に余裕が出てきますから、安定して勝てるようになる努力と一緒に、資金を1円でも多く貯めるということを考えた方が良いと思います。
FX専業トレーダーのメリットとデメリットは?FX専業トレーダーの生活も! まとめ
FX専業トレーダーにはメリットもデメリットもありますが、余裕のある自由な生活を望むのであればFX専業トレーダーは最高です。もちろん、専業になろうと思えばそれなりの努力も必要です。また、自己管理、健康管理も最重要になります。
家族のため、将来のことを真剣に考えてFX専業トレーダーを目指す方を私は応援しています。