FXの窓埋め確率と窓埋めトレード手法!チャート画像あり!

FXの窓埋め確率と窓埋めトレード手法!チャート画像あり!




FXの窓、開いた窓は必ず埋まると言われています。そのため、月曜朝の窓埋めだけを狙って利益を出しているトレーダーもいます。

そもそも窓はなぜできるのか知っていますか?そして、開いた窓が埋まるのはなぜか?どのくらいの確率で窓は埋まるのか?などを知ることによってトレードに活かせる場面も出てきます。

また、窓の埋め方にも特徴があり、窓が埋まった後の値動きにも特徴がある場合もあります。傾向がわかればトレード手法を作って利益につなげることもできてきます。

窓のすべてについて考えていきたいと思います。

 

目次

FXでの窓とは?

20160416の窓

FXで言う窓とは金曜クローズの終値から月曜オープンの始値が差をあけてスタートすることで、ローソク足の連続が途切れて空間が開いているように見える個所を指します。

20130909の窓 20131226の窓 20150629の窓

上の3つの画像はポンド円1時間足のチャートキャプチャーですが、ピンクの丸の部分が金曜クローズから月曜オープンの時間帯で、ローソク足が連続していない空間が窓になります。

月曜朝の窓以外にも突発的なニュースや地政学的リスクなどで通常のトレード時間に窓が出現する場合もあります。
窓は株式などの場合「ギャップ」と呼ばれる場合もあります。上窓はギャップアップ(GU)、下窓はギャップダウン(GD)です。

なぜ月曜朝に窓開けが起こるのか?

20150706の窓

FXは通常土日がお休みです。そのため、私たちが通常見ているFX会社のチャートは土曜朝まで動いていて、そこからお休みになり動きが止まり、月曜朝に動き出すことになります。

私たちが休んでいる土日の間に何かがあるからこそ、月曜朝のスタート時に値が飛んで窓が開いてスタートすることになるわけです。

窓が開く理由を考えてみます。

世界の相場休日の違い

日本や欧米では土日はお休みです。でも、中東圏などの国々の中には土日が休日ではなく平日休みの国があります。そんな国のトレーダーのポジションが大きかった場合、土日に積み重なったポジション量で値が動きます。

その動いた値とFX会社のチャートとの差が窓になります。

でも、日本や欧米の取引量に比べれば小規模のため通常は無視されてしまうレベルです。

ただ、ほとんどの市場が休日の土日に地政学的リスクなどが生じた場合や、大きく値を動かしそうなニュースがあった時などに市場が開いているFX業者に大口注文をする投資家もいます。そんなポジション量が値を動かしています。

そして、その動いた分の値と私たちが見ているFX会社のチャートの金曜クローズの値との差が窓となって出現することになります。

FX業者のスタート時間の違い

普通の人だと自分がメインにしているFX業者は一つか二つ程度だと思います。自分の使っているFX会社なら金曜何時にクローズして月曜何時にスタートするか知っていると思います。

でも、FX業者によって金曜のクローズ時間と月曜のスタート時間が違う場合があります。

多くのFX業者の金曜クローズは土曜朝6時(夏時間)になっている場合が多いのですが、一部国内FX業者は土曜朝5時(夏時間)にクローズしています。FX業者がクローズしても、あと1時間はチャートが動いているわけです。

この1時間に動いた分が月曜朝に窓となる場合があります。

もう一つは、FX会社によって月曜オープン時間が違うことも原因の一つです。サクソバンク証券は月曜朝4時(夏時間)にオープンしていますから、4時から大きな売り買いが持ち込まれて値が動けば、ほとんどのFX会社のオープン7時には窓ができていることになります。

あとはクローズ寸前のFX業者のメンテナンス時間などの数分間に値が大きく動いた場合なども月曜朝の窓になる場合があります。

これを考えると、FX会社のチャートによって窓が開いたり開かなかったり、窓の大きさに差があったりすることもでてきます。

オープンと同時に大きなポジションの持ち込み

地政学的リスクや重要な要人発言などが土日にあって、一方向に相場が進みそうな場合、土日にポジションを持ちこしたトレーダーや、長期間ポジションを保有するスイングトレーダーは月曜オープンと同時に動きます。

また、そういった大きく値を動かすニュースを専門に狙っているトレーダーもオープンと同時に動きます。

これは、オープンと同時に大きな新規ポジションが持ち込まれる場合と大きなロスカットが実行される場合があります。

オープン後に執行されれば窓にはなりませんが、チャートに反映されるまでのコンマ数秒の時間差で大きく窓になる場合があるのです。

窓開けが事前にわかることもある!

多くの日本のFX業者は月曜朝7時(夏時間)にスタートが多いのですが、サクソバンク証券などは月曜朝4時(夏時間)からチャートが動いています。

自分が使っているFX業者より早く動いているチャートを見ることができれば、自分の使っているFX業者の金曜終値との差をみて、どの程度の窓が開くのか予測できる場合もあります。

窓が開くことが予測できれば、窓開けトレードの準備ができることになります。

窓が埋まる理由とは?

20140908の窓

窓が埋まることは、窓が閉まる、窓梅、窓埋めなどと呼ばれていますが、開いた窓は高確率で埋まると言われていて、実際ほとんどの窓は埋まります。

では、なぜ窓が埋まるのでしょうか?窓が埋まる理由は様々あります。

窓埋めを狙ったトレーダーの新規ポジション

窓は埋まるとわかっている全世界のトレーダー、俗に言う窓埋めトレーダーが窓が埋まる方向へ新規でポジションを作ります。

窓埋めトレーダーたちは、窓が開くことを事前に予測し、窓が開いたと同時に窓埋め方向へ逆張りのポジションを作ったり、窓が開いて閉まりそうなことを確認できたら新たにポジションを作っていきます。

この新規ポジション量によって窓が埋まる方向へ値が動いていくことになります。

持ち越しトレーダーの利益確定

金曜からポジションを持ちこしているトレーダーの場合、大きく窓が開いてポジションに大きく利益が乗れば利益を確定させてしまう場合が多々あります。

これは、窓は閉まるものだと言うことがわかっているので、利益が減る前に利益確定に動くトレーダーが多いためと言われています。

理由がない窓のトレンド回帰

土日に動いている証券会社などに持ち込まれたポジションで値が動いて窓ができた場合、FX参加者の大多数の意見ではないという理由から、大多数のFX参加者は有利な値ということで窓を埋める方向へ新規ポジションを作ります。

金曜クローズの方向へポジションを作るために窓が埋まる方向へ値が動くことになります。

窓は必ず埋まるのか?

20140818の窓

FXチャートの場合、上にいったり下にいったり大きく上下動しているものですから、1週間以内に95%の窓は埋まると言われています。そして、残りの5%に関しても何年、何十年と長期間で見れば、ほとんどの窓は埋まっているようです。

大袈裟に言えば2012年10月に125円だったポンド円は2015年6月に195円まで上昇しました。

この70円上昇する間に埋まっていない窓があったとしても、195円から下落を開始して2016年10月までに125円まで下げていく過程で窓は完全に埋まっていることになるわけです。

何年もかかることを窓埋めとは言わないという意見もあるようですが、大きく見れば窓は埋まっていることになります。

過去チャートで窓を検証してみる!

2016年10月~2017年2月までの22日間の月曜朝の窓の有無、どのくらいで窓が埋まったかを検証してみました。

MT4での検証ですから、若干の数値の違いなどはご了承ください。

以下のチャート画像は、すべてポンド円です。

すぐ埋まる窓!

10pips前後の小さな窓は一瞬で埋まってしまう場合が多くなっています。また、ほとんど窓が開かない日もあります。どんな感じなのか見ていきましょう。

2016年10月17日の窓

20161017の窓

17pipsほどの下窓だったが、すぐに窓埋め方向へ動き出し1時間以内に埋まっている。

2016年10月24日の窓

20161024の窓

5pipsほどの上窓は一瞬で埋まっている。

2016年11月14日の窓

20161114の窓

10pipsほどの下窓は一瞬で埋まっている。

2016年11月21日の窓

20161121の窓

7pipsほどの下窓は一瞬で埋まっている

2016年11月28日の窓

20161128の窓

ほとんど窓は開かなかった。

2016年12月19日の窓

20161219の窓

ほとんど窓は開かなかった。

2016年12月26日の窓

20161226の窓

23pipsほどの下窓は、すぐに窓埋め方向へ動き出し1時間ほどで埋まっている。

2017年1月3日の窓

20170103の窓

2017年スタートは大きな窓もなく静かなスタートでした。

2017年1月9日の窓

20170109の窓

36pipsほどの下窓でしたが、すぐに窓埋め方向へ動き出し約1時間で埋まっています。

2017年1月30日の窓

20170130の窓

9pipsほどの下窓は一瞬で埋まりました。

2017年2月6日の窓

20170206の窓

10pipsほどの下窓は一瞬で埋まっています。

2017年2月13日の窓

20170213の窓

この15分足チャートだとわかりにくいのですが小さな下窓から一気に値を上げる展開でした。

2017年2月20日の窓

20170220の窓

ほとんど窓は開いていません。

2017年2月27日の窓

20170227の窓

14pipsほどの上窓でしたが1時間ほどで埋まっています。

少し時間がかかって埋まる窓!

1時間~5時間程度の時間がかかって埋まる窓もあります。窓を埋めるまで窓方向へ大きく動いている場合もあります。どんなパターンがあるのか見ていきましょう。

2016年10月3日の窓

20161003の窓

窓以上に大きく下がらないが、窓が埋まるまでに5時間ほどかかっている。

2016年10月10日の窓

20161010の窓

上窓は6pipsほどだったが、埋まるまでには5時間ほどかかっている。

2016年10月31日の窓

20161031の窓

窓は大き目で44pipsほどの下窓だったが、すぐに窓埋め方向へ動き出し約3時間ほどで埋まっている。

2016年12月5日の窓

20161205の窓

イタリアの国民投票の関係で大きな下窓スタートになったが、2時間ほどで大きな下窓を埋めている。このチャートだと実体陰線になっている。

2016年12月12日の窓

20161212の窓

18pipsほどの上窓だったが、一旦窓方向へ進んでから窓埋め方向へ動き出し約5時間で埋まった後に再度窓方向へトレンドができている。

なかなか埋まらない窓もある!

窓の大きさに関わらず、なかなか埋まらない窓もあります。それでも大きな窓ほど埋まりにくく時間がかかる場合が多くなっています。

2016年11月07日の窓

20161107の窓-1 20161107の窓-2

70pipsほどの大きな上窓はなかなか閉じずに、約2日後に大きな下落で埋まっている。

2017年1月16日の窓

20170116の窓-1 20170116の窓-2

英ハードブレグジット懸念のニュースで250pipsほどの大きな下窓でしたが、窓を開けたまま安値圏で上下動を繰り返した後に翌日の急騰で窓埋めになりました。

2017年1月23日の窓

20170123の窓-1 20170123の窓-2

約40pipsほどの下窓でしたが、ギリギリ窓が閉まらずに下落したことで、窓が埋まったのは約16時間後のNY時間になりました。

上記チャートはすべてフォレックスドットコムのMT4でポンド円のチャートになっています。

窓埋め確率を検証してみる!

20140303の窓

世間一般にですが、その日のうちに窓が埋まる確率は70%前後と言われています。残りの30%は当日中に埋まらずに数日後に埋まったり、数ヵ月後に埋まったり、数年後に埋まったり、いつまでも埋まらなかったり様々ということになります。

1週間後には95%の確率で窓は埋まるという統計結果もありますが、その埋まらない1週間ずっとポジションを持っていたら、何pips引かされるかわかりませんから、そこまでポジションを持ち続けるトレードは現実的ではありません。

本当は10年分くらい検証してみればいいと思うのですが、そこまでの統計を取る時間がないので、上記で検証した2016年10月~2017年2月までの5ヵ月間、22回の週明け月曜の窓開けを集計して見ました。

大きな窓も小さな窓も、窓は窓としてすべて集計しています。

  • 窓無し 5回
  • 一瞬で窓が埋まった 5回
  • 1時間以内に窓が埋まった 4回
  • 2時間以内に窓が埋まった 1回
  • 3時間以内に窓が埋まった 1回
  • 5時間以内に窓が埋まった 3回
  • 24時間以内に窓が埋まった 2回
  • 2日間以内に窓が埋まった 1回

今回の集計では最長2日間ですべての窓が埋まってしまいました。その中でも5時間以内に窓が埋まった回数は14回で、窓の開いた17回から見ると82%という結果でした。

この結果だけを見ても窓を埋める確率は相当高いと言えると思います。

たった5ヶ月間の検証ですから当てにならない部分もありますが、かなり高い確率で窓は埋まることを覚えておきましょう。

私の窓開けでの失敗談!

私の窓開けでの失敗談!

恥ずかしい話ですが、私が窓開けで失敗した体験談をお話しします。

負けていた時代の私は損切りができずに塩漬けにしてしまい、土日にポジションを持ちこすなんてことは日常茶飯事でした。

そんな私は窓開けでも何度か大失敗をしています。そんな大失敗の出来事を紹介します。思い出して書いていますので若干の記憶違いはご了承ください。

その当時の私は口座残高を300万円程度に固定していて、レバレッジ400倍程度で30万通貨の取引が普通でした。

ある金曜日、買ったポンド円が1円以上引かされてマイナス40万ほどまで損失が膨らんでしまいました。

当時の私は損切りしないで何度も強制ロスカットされた経験があり、痛い目に何度もあっていたので、なにを考えたのかわかりませんが、マイナス100万円の値に逆指値を入れて寝ました。100万円取られたら仕方ないくらいの考えだったと思います。

起きて土曜朝の段階でマイナス50万円程だったと思います。土日が過ぎ、月曜朝、オープンと同時に2円以上の大きな窓が出現します。

「ああ、逆指値でマイナス100万円かぁ」と思っていたら、不思議なことに私のポジションはマイナス110万ほどで動いています。

逆指値を飛び越えて窓が開いてしまったために、逆指値が発動しないでマイナスが進んでしまっていたのです。

実際リアルタイムでは「えっ!」という感じで何が起こっているかわかりませんでした。

ここで私は暴挙に出ます。

怖くなって逆指値をはずしてしまったのです(昔はよくやりました)。

この大きな窓は徐々に閉まってきて窓埋めを完了し、更にどんどん順行していったのでした。もちろん、私のマイナスもどんどん減っていって、翌日だったかその次の日だったか忘れましたがプラスマイナスゼロで決済できたのです。

マイナス100万円で決済されているはずだったのに、プラスマイナスゼロまで戻ってラッキーな体験談でした。

私の友達も同様の経験をしていたことから、昔は窓による逆指値の飛び越えは普通にあったようです。

ちなみに今は逆指値や強制ロスカットの値を飛び越えて窓が開いた場合には、窓が開いた瞬間に決済が発動するようです。

※昔と言っても2009年の出来事です。

窓埋めトレード手法を考える

20151116の窓

窓が開いたら当日に埋まる確率は80%と考えた場合、利確と損切りさえしっかり設定すればトレード手法を作ることができます。なんといっても窓が埋まる確率が高いことが魅力です。

窓埋めトレードルールを考える場合は、

  • 窓の大きさ(何pips)によってエントリーするかしないか。
  • 利益確定幅は何pipsで決めるのか、窓埋めまでにするか。
  • 損切り幅は何pipsにしたらいいのか、それとも時間で区切ってしまうのか。
  • スプレッド幅はどの程度までなら許容するのか。

これらのことを考えていきます。

あとは、チャートの動いていない土日に、地政学的リスクや政治や世界的な出来事、大きくトレンドができそうな要人発言などがあってできた窓の場合は、窓方向へそのまま大きく進んでしまうことが多いので避けるべきです。

また、絶対に窓が埋まるはずという考えは危険ですから、どのタイミングで損切りするかの設定が一番大切になります。

すぐに埋まってしまいそうな小さな窓もリスクの方が高いので避けた方が良さそうです。

例えばこんなルールはどうでしょう。

  • 土日に大きなニュースがなかったことを確認
  • 窓が30pips以上80pips未満で開いた場合
  • スプレッドは平常時の3倍まで
  • 5分足で買いなら陽線、売りなら陰線出現確定でエントリー
  • 利益確定は窓埋めラインまで
  • 損切りは30pips固定で逆指値
  • 5時間で決着がつかない場合はプラスでもマイナスでも決済。

今パッと思いついたルールを書いていて検証も何もしていませんが、ブラッシュアップすれば勝率の高さでトータルプラス収支が実現できそうな気がします。

利確に関しては窓が埋まる寸前に反転してもみ合う場合もあります。完全に埋まるまでを利確目標にしても良いのですが、若干下げておけば確実な場合も多くなりそうです。

月曜朝4時(夏時間)からチャートが動くから
窓埋めトレードが誰よりも早くできるFX会社

サクソバンク証券

窓埋めをトレードに活用して手法にする場合は、大きなトレンドに対して逆張りになる場合が多くなりますから、順張りトレーダーには向かないかもしれません。

逆張りに関する記事は以下で読めます。

FXの逆張り

FXの逆張りは危険?勝てる逆張りと負ける逆張りとは?

2016年9月21日

窓は埋まる確率が高いと言っても、数日や数週間、数ヶ月など埋まらない窓も稀にあります。絶対に埋まるはずとポジションを持ち続けてしまえば驚くほどドローダウンしてしまう可能性もありますから、しっかり損切りすることを前提に手法を考える必要があります。

窓埋め後の値動きを狙う!

毎週月曜朝を見ていると面白い現象が多く出現することに気づきます。それは、窓が出現して窓埋めが完了した後に、再度窓が開いた方向へ値が動いていくことです。

上記したチャートを再度見てください。窓を埋めた後に窓方向へ動いているチャートが多いことがわかるはずです。

もちろん、必ずそうなると決まっているわけではありません。窓が開いて埋まるまでの時間がなかったかのように金曜クローズからの動きに回帰していく場合も多くなっています。

毎週月曜オープン時には様々な要因で値が動いてくるのですが、窓が開いた場合には窓が埋まった後の値動きに注目していくと通常より有利なトレードができる場合が増えると思います。

FX業者によるスプレッドの違い!

窓埋めトレードを実践するためにはスプレッドが大事です。大きくあいた窓が閉まる方向へ動くことがわかっていたとしても、スプレッドが大きくてはトレードできないためです。

ちなみに私がメインにしているFX業者の場合、月曜朝の窓が開いた時にはスプレッドが10pips以上とかが普通ですからある程度時間がたたないと窓埋めトレードはできません。窓が埋まってからスプレッドが正常化している時も多いです。

窓埋めトレードをするには、できるだけ早くスプレッドが正常化するFX会社を選択する必要があります。正常化しなくても早くスプレッドが狭くなってくれれば窓埋めトレードが開始できることになります。

通貨ペアによっても窓出現率は違う!

リスク回避、リスク選好の窓ができた場合はポンド円やユーロ円などの合成通貨ペアの窓が大きくなる傾向があります。

土日にドルが大きく動くニュースなどがあればドル円やユーロドル、ポンドドルなどの通貨ペアの方がクロス円よりも大きな窓が開く場合が多くなります。

ドル主導での窓の場合にはクロス円ではほとんど窓が開かない場合もあります。

このように、窓ができる原因によって窓の大きさ、窓が開く通貨ペアが変わってきますから、窓ができると予想できる場合には有利な通貨ペアを選ぶことも大事になってきます。

私的にはスプレッドが小さく正常化しやすいドル円が一番適しているかなという印象です。

FXの窓埋め確率と窓埋めトレード手法!チャート画像あり!まとめ

FXの窓埋め確率と窓埋めトレード手法!チャート画像あり!

FXのチャート上で月曜朝のスタート時にできた窓は、早ければ一瞬で埋まり、数時間で埋まるものもあり、24時間以内には70%以上の確率で埋まると言われています。

そして1週間以内に埋まる窓は95%とも言われていますから、開いた窓はいつか埋まるものという考え方に間違いはありません。

その窓が閉まる性質を利用した窓埋めトレードでは、時間的に見て早く埋まる窓で利益を出し、なかなか埋まらない窓は損切りすることで優位性のあるトレード手法を実現できます。

窓の性質を利用した窓埋めトレードで利益が出せれば月曜朝から気分よくFXがスタートできることになります。また、窓埋めトレードをしない場合でも、窓埋めが終わった後の値動きの特徴などを理解すればトータル利益に貢献できるはずです。

 

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