FXでは優位性のある手法、トレードルールを使うことが最重要です。FX書籍やFX商材を購入して真似をするのも良いですが、自分に合った独自のマイルールを作ることができれば末永く勝っていくことが可能です。
自分で決めて作ったトレードルールであれば、迷いもなく自信を持ってトレードすることができるからです。
FXのトレードルールは誰でも簡単に作ることができますが、そこに優位性を確認できないと意味がありません。
優位性がない限り安定して勝ち続けていくことができないからです。
ここでは、勝てるFXトレードルールの作り方を解説します。
目次
FXのトレードルールとは?
FXでのトレードルールとは、エントリーから決済までの一連の流れをルール化したものです。そのトレードルールに従ってトレードしていればトータルでプラス収支になるという根拠を持つことができ、ルールを守ってトレードすることで安定した利益を手に入れることが可能になります。
トレードルールで決めるのは大きく分けると以下の3つになります。
1.エントリーポイントに関するルール
- どこでエントリーするのか?
- チャートがどのようになったらエントリーするのか?
- テクニカルがどうなったらエントリーするのか?
などを明確に決めておくのがエントリーポイントのルールです。
ルールによってエントリーするポイントを明確に決めることで、そのルールに合致したポイントで迷いなくエントリーすることができることになります。
このエントリーポイントに関するルールが明確に決まっていないとエントリーが適当になってしまうために安定して勝ち続けていくことができません。
2.利益確定に関するルール
どうなったら利確するのかを明確に決めておくのが利益確定に関するルールです。
エントリー後に順行してプラスになった場合、利益確定はpips数で決めるのか、テクニカル的に決めるのかなど、どこで利益確定するのかを明確に決めていきます。
エントリー後に利益が乗ってプラスになると、すぐに利確したくなってしまったり、無理に伸ばそうとしてみたりしてしまう人がいますが、利益確定に関するルールが明確に決まっていれば、迷うことなく利益確定できることになります。
また、利益確定に関するルールがないと、目標がないということになるので、トータル収支に大きなムラが出てしまうことがあります。
3.損切りに関するルール
エントリー後にマイナスになってしまった場合、損切りはpips数でするのか、テクニカル的にするのかなど、損切りポイントを明確に決めていきます。
損切りするポイントがルールによって明確に決まっていれば、それ以上の大きな損失を出すことがなくなるために恐怖心も減ります。
恐怖心が減ると、メンタルにかかる負荷が減ることで、エントリーも決済も思い通りにできるようになってくることになります。
裁量もルール化できれば最高!
トレードルールは、エントリーと決済のルールがメインになり、そのルールが基本トレードルールになります。
その基本のトレードルールを順守してトレードしているだけでトータルにプラスになっていくことが理想ですが、相場状況は刻一刻と変化しますし、月単位や四半期単位でも状況は変わってきます。
その変化にうまく対応していくためには裁量も大切です。
その裁量をある程度明確にルール化し、使う場面をルールとして決めておくことができれば、迷ってしまうことも少なくなります。
基本のトレードルール以外に使った方がよい裁量をすべて書き出してみましょう。そして、その裁量を使う場面ごとにルール化してみてください。
FXの裁量については以下で詳しく読めます。
トレードルールが必要な理由とは?
車が道路を走るのに信号や交通ルールが必要なように、FXでもエントリー(入口)とイグジット(出口)のルールが必要です。
トレードルールがないトレードは、勘や思い込み、自分の気持ちでの適当トレードになってしまうので、いつまでたっても収支が安定してきません。
安定しないというよりも、適当なのですから勝つときは勝ちますが負ける時の方が圧倒的に多くなります。
適当トレード、勘トレードでギャンブル的なトレードは楽しいという方も多いのですが、確実にトータルでマイナス収支まっしぐらですから絶対にやめましょう。
FXで安定して勝ち続けるには、明確なトレードルールを持って、そのトレードルールに従って、いつでも同じトレードを繰り返す必要があります。
いつでも同じトレードを繰り返すことで、その手法の優位性が発揮できて、その優位性に従ったプラス収支が出せるようになるのです。
勝てるトレードルールでなければ意味がない!
トレードルールを作るのは簡単です。例えば21SMAと75SMAがゴールデンクロスしたら買い、デッドクロスしたら売り。これに利確と損切りのルールを付け加えれば立派なトレードルールです。
しかし、そのトレードルールに従ってトレードを続けた場合、長期間でもプラス収支になるという裏付けが絶対に必要になります。適当に作ったトレードルールだったとしても、勝てる裏付けがあればOKなのです。
ただし、作ったトレードルールに従ってトレードすればするだけ負け続けていくようなルールでは意味がありません。
当たり前ですが、勝てるトレードルールというのは絶対条件になります。
そのためには、作ったトレードルールを検証するということが大切になります。
私がトレードルールを作った方法!
私は今の手法にたどり着くまでに、本当に多くの様々なトレードルールを考えて検証してきました。読んだFX書籍は100冊以上、手に入れたFX情報商材も100種以上、たくさんのブログも見て回り、お金も驚くほど使っています。
そんな中でも、しばらく検証を続けた手法は、1分足と5分足に平均足を表示させて、5分足の平均足の短期トレンドと同方向に1分足の色が変わったらエントリーするというものでした。
結構面白いように勝てた日々が続いたのですが、狭いレンジになってしまうと損切りの連続で資金を減らし、これはダメだとやめてしまいました。
その後に取り組んだのが、ある書籍からヒントを得て、MA数本しか使わない今の手法の原型です。
MT4にポンド円1分足と5分足を表示させて、MAを期間1~期間1000まで、1000本のMAを複数の組み合わせで検証を続けました。これをSMAもEMAもやったので、馬鹿じゃないのっていうくらい時間がかかりました。
最終的にたどり着いたものは、なんのために検証に長い時間を費やしたんだというくらいシンプルなものになったのには驚きました。
これには3ヵ月弱の期間がかかりました。
その後、そのMAを使ってトレードルールの確立、検証を経て手法を完成させましたが、その当時はエクセルを使わずにレポート用紙に手書きでデータを書き込んでいたので、集計には驚くほど時間がかかり苦労した記憶があります。
それでも、絶対に勝てる手法を編み出すという強い意志と、あきらめない心があったから今があるのだと思います。
しばらくして使うテクニカルの拡充、エントリールールのサイン化、損切りポイントの徹底など、何度かのバージョンアップを経て今のPDFBトレード手法に落ち着きました。
PDFBトレード手法は私の手法の集大成的なものになっていて多くの方々にご愛用いただいています。
私は大損しながらトレードルールを検証した!
今だから笑って話せる話ですが、私がFXを始めてトレードルールを作った時の検証は、優位性を確認する前の段階から、すべてポンド円30万通貨のリアルトレードをしながらやりました。
過去データでの検証をまったくしなかったんです・・・。
数多くのトレードルールを作って、リアルトレードで検証しましたから、毎日大負けの連続で、すごく悔しくて、半分泣きながら検証作業をした日々を思い出します。
私はトレード自体が大好きだったこと、デモトレードだとお金が絡まないことで真剣に取り組めないことなどの理由でリアルトレードで検証したのですが、勝てるかわからないトレードルールでリアルトレードでしていたことを考えると、ほんと、アホだったと思います。
みなさんは絶対にマネをしないでください。
正しいトレードルールの作り方!
トレードルールを作るには順番が大切です。適当にトレードルールを作っていたら、時間がいくらあっても足りなくなってしまいます。情報のインプットからトレードルールの完成まで順番に見ていきましょう。
まずはインプットから
トレードルールに関する知識ゼロの状態から、独学だけでルールを作るのはもの凄く難しいと思います。
まずは、トレードルールはどのようなものがあるのか、ほかの人たちはどんなトレードルールを使っているのかなど、情報をインプットすることから始めましょう。
書店でFXに関する本から情報を仕入れる
一番簡単なのは大型書店にいって、FX関連の本を片っ端から読んでみることです。手法が掲載されている本は何百種類もあるはずです。その中で気になったものがあれば買ってしまいましょう。
資金に余裕のない人は、立ち読みでメモったりスマホでパシャリでもいいと思いますが、情報のインプットにケチってしまうと、何が良くて何が悪いのかの判断にも迷ってしまうことになります。
気になったものは買って、家でじっくり検証するくらいの気概はほしいところです。
FXのブログから情報を仕入れる
たくさんのFXブログを読んで、どんな手法を使っているのか見ていってみましょう。
FXブログランキングに行けば2022年1月現在477個のFXブログがあります。為替ブログランキングだと1万以上あります。
中にはアフィリエイト目的のくだらないブログもありますが、ためになることを書いているFXブログも多数あります。また、実際に使っている手法を公開しているブログもあります。
ブログに書いてある情報を鵜呑みにするのではなく、情報をインプットするためにたくさんのブログを読んで、使えそうな手法があればメモしておきましょう。
⇒ FXブログランキング
⇒ 為替ブログランキング
FXの情報商材を買ってみる
絶対勝てるとか、片手間で儲かるとか、勝率90%とか、誇大広告的なランディングページのFX情報商材が多く、詐欺的なものも多いので、あまりお勧めはしませんが、中には役立つものも公開されているようです。
資金に余裕があれば、勉強のために買ってみるのも一つの方法です。
FXの情報商材や書籍を鵜呑みにしない
FXの情報商材の簡単に儲かりそうな手法だったり、書籍で公開されている手法は、中にはそのままでも勝てるものもあるかもしれませんが、全面的に信用してリアルトレードしてしまうのは危険です。
私自身、100冊以上の書籍を購入して読み、100種類以上のFX情報商材を入手して試した経験がありますが、そのまま使えるものは一つもありませんでした(10年以上前の話なので現在はよくわかりません)。
私が見ていないものの中には、素晴らしい手法が公開されている可能性もありますが、確率的にはかなり低いと考えられます。
そのため、自分オリジナルのトレードルールを作るために情報として仕入れるのなら構いませんが、もし、そのまま使えそうだと思うものがあったなら、検証作業をじっくりしてみることをお勧めします。
自分のトレードスタイルに合っているか?
- 仕事が終わってNY時間の数時間しか取り組めない
- 平日休みの日が多数あり1日中じっくり取り組める
- 自営業なので1日に何回もチャートをチェックできる
- 主婦なので日中はチャートを見ることができる
人によって、FXに取り組めるトレードスタイルは違うものです。
また、スキャルピングがしっくりくる人、デイトレードが合っている人、スイングでじっくり取り組みたい人、スワップ狙いの人・・・などなど、手法形態によっても合う合わないもあります。
そして、売りよりも買いが好き、たくさんトレードしたい、含み損は耐えられない、損切りは嫌い、勝率が高くないとダメだ・・・などなど、性格も関係してきます。
もしかしたら、順張りが合う人、逆張りが合う人もいるかもしれません。
私の場合は、順張りだと利確を我慢できるのですが、逆張りだとどうしてもチキン利食いになる傾向が強いので順張りメインのトレードルールになっています。
あなたも自分のトレードスタイルに合った手法を考えてみましょう。
ルールはできるだけシンプルにすること
FX手法は、数多くのテクニカルを組み合わせた方が儲かると思っている人は多いようです。しかし、手法を複雑にすればするほどエントリーチャンスは減り、毎日生き物のように動く相場に対応できなくなる傾向があります。
また、複雑にすればするほどエントリー判断も面倒になってしまうために、FXが嫌いになってしまうかもしれません。
私個人の考えですが、FXのトレードルールはできるだけシンプルな方が良いと考えています。シンプルなルールであれば、どんな相場にも対応できるし判断も容易になるためです。
私の会員の方の中に、以前は10種類のテクニカルを組み合わせてトレードしていたという方がいるのですが、様々なテクニカルが違うサインを出し、判断に迷い、チャンスを逃してしまうことが多かったと話していました。
トレードルールを考える場合は、できるだけシンプルに考えてみましょう。
ルールの仮説、組み立て
ここまでで書籍を読んだりブログを見たりして、たくさんのトレード手法をインプットしてきたと思います。そうしたら、それらの手法を組み合わせたり、不要なものを削ったりして、自分なりにトレードルールを組み立ててみます。
最初はエントリーのトレードルールを考えていきます。
チャートにテクニカルを表示させて少し遡ってエントリーポイントをチェックするだけで、ザックリ勝てるのか勝てないのかが分かってくるはずです。
エントリールールが完成したら、どこで利確するのか、どこで損切りするのかも考えていきます。
実際、トレードルールを作るのは簡単なものです。MAとボリンジャーバンドを組み合わせたり、時間足ブレイクだったり、ストキャスと平均足の組み合わせだったり、トレンドラインと水平線の組み合わせだったり・・・無数に作ることが可能です。
大事なのは、考えたトレードルールが長期間機能するかどうかです。長期間分の検証作業で優位性が確認できるかどうかは、実際に検証してみないとわかりません。
1回でうまく機能するトレードルールが作れてしまう場合もあるし、何回、何十回と作り直しになる可能性もあります。
それでも、やってみないことには結果は出ませんから、本気でFXで勝ち組になりたいのなら、ここは妥協しないで取り組んでいきましょう。
一番簡単なのはパクって、足したり引いたりすること。
パクるというと言葉は悪いですが、要はマネしてみるということです。
FX情報商材でもいいし、書籍に書いてある手法でも、ブログで公開されている手法でもOKです。それらの手法をそのまま使ってもいいし、何かのインジケーターを足してみたり、何かを省いてみたりしてみる。
そして、より良いものを考えてみることで、あなたに合った手法、トレードルールが作れる可能性は高くなります。
なにより、ゼロから作るよりも簡単ですね。
トレードルールの正しい検証方法は?
トレードルールを作ったら、そのルールに優位性があるのかどうか、長く使っていくことでトータルプラス収支が実現できるのかどうか、検証していく必要があります。
長期間の検証作業で優位性が確認できたら、リアルトレードでも使える手法ということになるためです。
根気が必要で大変な作業ですが、検証作業はトレードルールを作ること以上に重要な作業ですから、気を抜かずに全力で取り組んでほしいと思います。
最初に過去チャートを遡って検証
トレードルールを考えたら、1から10まで完全な形でルール化してください。曖昧なトレードルールでは検証作業もあいまいになってしまうためです。
そして過去チャートを遡って検証してみます。そのトレードルールに従って、ここでエントリー、ここで決済・・・1週間分、1ヶ月分と遡ってみます。
その際に、頭の中でチェックするのはなく、きちっとエクセルやノートにデータとして記録していきます。数日間や1週間分では、ボラティリティや短期トレンドによって結果が大きく変わってきますから、最低でも半年分、できれば1年分は検証したいところです。
私の場合ですが、1分足の手法を手動で1年分遡って検証した時には、1日5時間検証作業をして約1ヶ月(30日)もかかってしまいました。
ものすごく疲れて大変な作業でしたが、検証をしなければ優位性が確認できないのですから、根性でやるしかないのが過去チャートでの検証作業です。
簡単なルールであれば自動で検証できるソフトもありますが、さすがにそこまで簡単な手法、トレードルールでは優位性が確認できない場合が多いです。
また、過去チャートを検証する際は、重要指標発表時、要人発言時、スプレッドの拡大時などは省かなければなりませんから、大変でも手動で検証していくことが大切です。
手動で検証をしていると、さらに良いアイディアやルールを思いつくことも多々出てくると思いますからメモしておきましょう。
そして、そのアイディアに基づいてトレードルールを変更して再検証してみたり、バージョンアップの際などに役立てることが有効になります。
次はデモトレードで実践検証
トレードルールが完成し、過去チャートを遡って検証しても長期間でプラス収支が確認できたら、次はデモトレードで検証していきます。
不思議なもので、過去チャートを遡って検証してプラス収支だったとしても、リアルチャートで検証するとうまく機能しないという場合もあるためです。
これは、スプレッドの問題だったり、エントリーと決済のタイミングだったりすることが多いです。要はトレードルールの作成ミスです。
もし、過去検証のようにうまく結果が出ない場合には、その原因がどこにあるのか十分に検証してください。
デモトレードで検証作業は最低でも1ヶ月間、自分がトレードに使える時間を目いっぱい使ってやってみてください。
その期間のデモトレードでプラス収支が実現できれば、自信をもってリアルトレードに移行していくことができることになります。
最後に少ロットでのリアルトレード検証
デモトレードでも決めた期間でプラス収支が実現できたら、いよいよリアルトレードで実践検証です。
デモトレードだと勝てるのに、リアルトレードだと勝てなくなってしまうという方が多いのですが、トレードルール的に問題がなければ、あとはメンタル面の問題だけです。
デモだと勝てるのにリアルだと勝てないという場合は、決めたトレードルールが守れていない場合がほとんどです。
そのため、最初は1000通貨とか、1万通貨程度の小ロットで、懐が大きくダメージを受けないような金額での実戦をお勧めします。
小ロットで勝てるようになったら、自信を持ってロットを上げていけばいいのです。
デモトレードだと勝てるのにリアルトレードだと勝てないという方はメンタルに問題がある場合が多いので以下の記事を参考にしてください。
トレードルールを決めたら絶対に守ること
トレードルールが完成し、過去チャートの検証でも、デモトレードでも、小ロットのリアルトレード実践でもうまくいったら、あとは本格的にリアルトレードをスタートしましょう。
ここで注意しなければならないことは、自分の都合でトレードルールを変えないということです。
- エントリーポイントじゃないけど上がりそうだから買ってみた
- レンジで戻りそうだから損切りしないで我慢した
- 上がりすぎだから、そろそろ下がるだろうと売ってみた
- 利確ポイントまで時間がかかりそうだから薄利決済した
せっかく優位性のあるトレードルールを作っても、自分の都合や思い込みでルール違反をしてしまえば、そのルールはないものと一緒になり安定して勝てなくなってしまうことになります。
これは、裁量を使う場合でも一緒です。
自分で作って決めたトレードルールは、何があっても絶対に守るという強い意志がFXでは大事になってきます。
自分で作ったトレードルールなら自信を持てる!
人から教えてもらったトレード手法やFX商材などで買った手法だと、「本当に大丈夫なの?」みたいな感じで、不安や懐疑心が出てきてしまうものです。また、1日試してマイナスになるとすぐにダメだとあきらめてしまう人も多いようです。
しかし、自分で作って一生懸命検証して勝てると確信できたトレードルールなら、自信を持ってトレードできることになります。
自信があれば迷いもなくなり、ルールに従って機械的にトレードできますから、手法の優位性が発揮されることになります。
こういった意味もあって、自分に合ったトレードルールを自分自身で作るということが大切になってきます。
自分でトレードルールを完成させるのは大変なことですが、信頼のおける手法を買ったり入手したりして、その手法のトレードルールに自分なりの考えをプラスしたり、逆に不要なものを省いたりして、オリジナルにしていくことも可能です。
私のPDFBトレードではパラメーター設定の変更で100兆通り以上(無限)にトレードルールが作れてしまうのですが、会員になられた方でパラメーターを変更し、オリジナル設定で勝ち続けている方も多数います。
例えばトレードする時間が短い方は、パラメーターを変更してエントリーサインが通常よりも多く出現する設定にして利確損切り幅も小さくしてエントリー数を稼いでプラスにしている人もいます。
また、1分足のパラメーターを1時間足と4時間足用に変更してスイングトレードで勝っている方もいます。
完成したトレードルールはバージョンアップする?しない?
一生使い続けられるトレードルールは存在しないから、その時々の相場状況に合わせてトレードルールを変更しなければならないという方々がいます。
私個人の考えとしては、シンプルに作ったルールなら、どんな相場状況でも対応できると考えていて、実際に2010年に手法を完成させて2015年に一般公開したA手法(2018年に一般公開終了)を今でも使い続けて勝っている人も多数います。
手法公開からの8年で、この間にはファンダメンタルズ的に様々なことがありましたが月単位では負けなしで推移していますので、これからの未来でも優位性があるといってよいでしょう。
それでも、1日の値幅が毎日30pipsしかないような状況が続いたとしたら、厳しい状況になってしまうためにトレードルールの変更も必要になってくるかもしれませんが、長く使える状況を前提に特殊なインジケーターを入れなければルール変更は必要ないと考えています。
もちろん、毎日のFXへの取り組みの中で、気づいたことや良い考えが出てきたら、更に安定して勝てる手法へブラッシュアップしていくことには大賛成です。
FXトレードルールの作り方!あなたも勝てるFXルールを作れる! まとめ
FXのトレードルールを作るのは簡単ですが、そのトレードルールが機能するのか、優位性があるのかを検証作業で確認することが一番重要です。
長く安定して勝てるトレードルールを作ることが大切だからです。
カッコイイチャートにするために、たくさんのインジケーターを入れてもトータルで勝てなければまったくの無意味です。
トレードルールを作る時は、どんな相場にでも対応できるように、シンプルに作ることが大切です。
そして、確固たる自信が持てるまで検証作業を繰り返してからリアルトレードに移行するようにしてください。
勝てるトレードルールを作ることができたなら、そのトレードルールを厳守して、安定して勝ち続けていきましょう。